施主に考えて欲しいこと

April 11, 2018

 唐突ですが、まともな要求の出来ない施主にはまともな設計もご提案できません。

 施主目線に立てば、住宅の建築が初めてなので何をどう考えて良いのか分からない。となってしまいますが、大きな目的から順番に内容を細かく煮詰めていけばそんなに難しいことではないと思います。

 家を建てる目的のほとんどが子育てのためです。子供が5歳になるから小学校に上がる前に家を建てたい、と言う話はよく聞く話です。でも、どんどん詰めていくと、家事動線を短くしたい、収納がたくさん欲しい、ダイニングにニッチが欲しい・・・と、子育てからずれていきます。家づくりも初めてですが、子育ても初めての人ばかりなのです。どんな家にすれば子供がまともに育つかなんて分からなくて当然なのです。

 これは私から言いづらいことなのですが、子どもなんて勝手に育つし、どうこうしようと思ったってそのようには育ってくれないものです。だから、割り切ってしまって、家は自分のために建てる、と言い切ってしまえばいいと思います。思いっきり自分勝手で良いのではないでしょうか。

 自分の好きなもの、自分のだらしないところ、普段の自分、そういったことを冷静に捉えて人に伝えることが出来れば、最高の施主になれると思います。自分の好きなものをちゃんと言えることは意外に難しいことですが、時間をしっかり取って考えてみて下さい。それがないと一番人気なのはどれですか?普通はどうですか?と施主不在のつまらない建物が出来ていきます。(まぁそれでもいいですが・・・)

 ここまで来れば後は建築士に掛かってきます。施主の話が建築士に伝わるか?意思疎通が出来るか?と言う問題に変わってきます。話の分からない相手だから相手を変えようというのは当然の選択です。まずは建築士に話が伝わるかどうか。その当たりで一線を引いてみるのも良いでしょう。

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