古庄 正臣1月7日1 分CO2濃度のシミュレーション個室のCO2濃度がどう変化するのか気になり、シミュレーションをしてみました。 結論としては、一人あたり20〜30m3の換気が各個室に対して取れていれば良い。といったところでしょうか。 当たり前の結果ですが、その時間的変化にまで踏み込めたことが、今回の収穫です。 その他感想 ...
古庄正臣2018年7月26日2 分超高性能サッシのメリット海外にはアルミサッシでも高性能なものがあります。こういった高性能サッシのメリットとは何なのか? 窓の性能を語る場合に、外せないのは断熱性能と日射遮蔽性能です。 それぞれ、Uw値(熱貫流率)、η値(日射遮蔽係数)で表現されます。 トップレベルの窓になるとUw値は0.8以下にな...
古庄正臣2018年5月29日2 分住宅性能評価住宅の客観的な評価指標として住宅性能評価というものがあります。平成11年の品確法制定に伴いこの制度は誕生しました。 品確法がそもそも住宅の品質確保の促進等に関する法律という名前の法律なので、住宅の品質をどう確保するかが焦点なのです。ですが、住宅に関しては品質を測る物差しがな...
古庄正臣2018年5月10日1 分基礎底版の熱損失日本の外皮性能の計算基準では基礎の底版からの熱損失は無視することになっています。 この基準で一次ネルギー消費量を計算し、それを元にゼロエネルギーハウス等の認定を行っています。その為、基礎の底版には断熱が不要という認識が広がっています。 ですが、パッシブハウスレベルになってく...
古庄正臣2018年5月8日1 分2020年の省エネ基準2020年から新築住宅を建てる際には省エネ基準をクリアするように義務づけされるようです。 以外と知られていませんが、アルミサッシでも基礎に断熱がなくてもクリアできる程度の基準です。ぜんぜん厳しくありません。 この基準が義務化されることで、これをクリアしておけば大丈夫みたいな...
古庄正臣2018年4月26日1 分U値の意味最近はUa値(平均熱貫流率)で建てものの断熱性能を表すようになりました。U値は部位別の断熱性を表す値で、それを使用面積で按分して平均を出した値がUa値です。 U値という値にどんな意味があるのか。その観点でU値についてまとめてみました。 #Ua値
古庄 正臣2018年4月9日1 分床下エアコン不要論断熱性能を上げていくと、ある時点で「室内の発熱量」と「外部への熱損失」が釣り合います。このポイントを目指したのがパッシブハウス。このレベルまで来ると床暖房はオーバーヒートや過乾燥を引き起こす、お荷物になってしまうかもしれません。まして薪の暖炉なんて気密性能を下げる高級なイン...
古庄 正臣2018年4月9日1 分Passive House先日、断熱仲間の現場見学会に参加してきました。 パッシブハウス認定を取得予定の住宅で、断熱は予想通りの高いレベルのものでした。 私たちが目指している超高断熱住宅の着地点はパッシブハウスにあると思っているのですが、今回の住宅は高性能グラスウール16Kを用いてかなり安価にそ...
古庄正臣2017年12月30日2 分YK○エピ○ードVS超高性能サッシサッシを替えたときの効果について検討してみました。 比較したのは「YK○エピ○ード」と「パッシブハウス仕様」です。 (ちなみに「LIX○Lシンフォ○ー」は「YK○エピ○ード」より若干性能が劣る程度でほぼ同等と考えられます。どちらもちょっと前のハイグレードサッシです。) 幅1...
古庄 正臣2017年11月29日1 分熱容量にご注目断熱材は熱伝導率、熱容量、透湿抵抗、含水率といった評価指標があります。 ちょっと質問! ・室内の温度の変化が激しい家は良い家ですか? ・真夏の瞬間的な熱波のために大型エアコンを付けるのは合理的ですか? 当然答えはNOだと思いますが、どうしたらよいのか? 重要なのは「熱容量」...